…「移住」と「移民」の違いをまとめようかと思ったのですが、やめました。
「移住」も「移民」も、基本的な意味は同じですね。
永住をするつもりで、ある地域や国を離れて、別の場所に移り住むこと。
イメージとしては、「移民」の方が、
労働を目的に外国へ渡るという意味合いが強いかもしれません。
また、「民」という文字から、
人々のまとまりとしてとらえる感覚が含まれているとも思います。
Japanese American National Museumの
「Discover Nikkei」というウェブサイトに
「移民と移住者」という記事があり、
まとまっています。
Immigrants and migrants
What is the difference between immigrants and migrants? And although we don't hear them much these days, the words "migrant," "migrant," and "immigrant" were al...
この記事によれば、
移民、移住者、移住人、移住民、移民者
という言葉があり、
いずれも同じ事象を指していて、
使われた時代が異なるだけとしています。
さらには、国境を超える移住を、
国内での移住と区別するために、
「国際移民」という言葉もありますね。
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研究をするのでもない限り、
「移住」と「移民」の違いにこだわる必要もないのでしょう。
ぼくは、日本から東南アジアに移って暮らしていますが、
「移住」ではあっても、「移民」とは考えていません。
でも、これも個人の感覚。
「移民」と呼ぶ人がいても、反論したいとは思いません。
また、今は東南アジアに住んでいますが、
ふたたび日本へ移動して暮らすことがあるかもしれません。
もし、ふたたび日本へ移動することを考えているのならば、
永住を目的としていないので、
長期滞在していても「移民」ではないのかもしれません。
言葉にとらわれることなく、自由な生き方があっていいと思います。