40代で人生終わった。そこから試してきたこと

ライフ
この記事は約6分で読めます。

40代になりメンタルを病み、会社を辞めました。
妻と1歳になる娘がいました。
収入がなくなり、途方に暮れました。
家や車のローンがあり、毎月支払いに追われます。
その時私は、海外にいました。
日本にいればまだしも、働けなくなった自分にできることはほとんどありませんでした。

あれから3年たった今、裕福な暮らしはまだ取り戻せていないけれど、
それでも生きています。

今の40代は、就職氷河期といわれた時代に生きてきました。
不安定な正規雇用を渡り歩いてきた人たちが少なくないはずです。
正社員でもブラック企業で耐え抜いてきた人もいるはずです。
我慢して踏ん張ってきても、40代になって体が耐えられなくなり、
転職を余儀なくされて苦しんでいる人もいると思います。

この3年間、私が絶望を経験してから現在に至るまでに試したことで、
3年前の自分に伝えたいことをまとめます。

借金を減らす

収入がなくなった時に真っ先にやるべきことは、借金を減らすことです。

間違ってもやってはいけないのは、クレジットカードやカードローンを使って、生活をつなごうとすることです。

一度落ちてしまった生活は1、2か月では取り戻せないと思った方がいいです。だから、クレジットカードやカードローンを使ってしまうと、数か月後には取り返しのつかないことになります。

自動車ローン

もし、車のローンが残っているなら、車を売ってローンを返済しましょう。

ローンを返済して余裕があれば、小さな車に乗り換えればいいし、それが無理なら、しばらくは車を使わない生活を考えましょう。

元の生活を取り戻すことができれば、車くらいすぐ買えるようになります。少しの我慢です。

クレジットカード、カードローン

もし、クレジットカードのリボ払いやキャッシング・ローン、カードローンがあるなら、すぐに債務整理を検討しましょう。

借金があるのは恥ずかしいことではないけれど、借金が払えないのは恥ずかしい。債務整理をすれば、支払いが一気に楽になります。

気持ちの余裕を取り戻せれば、新たなことにも挑戦できるようになってきます

借金で苦しいと思っているあなたに知ってもらいたいこと
このブログにたどり着くWebライターやフリーランスの方の中にも、借金で苦しんでいる方が、実は多いのではないかと思います。この記事で、借金に苦しんでいるのはあなただけではないこと、金貸しはただのビジネスであること、そして債務整理について、知ってもらえたらと思います。




弁護士法人ひばり法律事務所 アヴァンス法務事務所 [任意整理]

自宅で稼ぐ

僕らが新卒で会社に就職した20数年前と比べて、今は格段に働き方の選択肢が増えました。会社に勤めなくても、ある程度であれば、誰でも自宅にいて稼ぐことができます。

一般には副業として紹介される仕事ですが、これらを専業でやればある程度は稼げます。たとえ5万円、10万円程度の収入であっても、無職・無収入と比べれば雲泥の差です。10万円あれば、ひと月の食費は十分賄えます。

Webライター

未経験であっても、誰でもすぐに取り組めて、確実に収入を得られるのがWebライターです。

40代まで会社勤めをしてきたのであれば、報告資料を作成するなど文書を作成した経験を持ち合わせているのではないでしょうか。Webライターとしては未経験であっても、報告資料を作成した経験があるあなたは即戦力として期待されています。

用意するのはパソコンのみ。安いパソコンでも、古いパソコンでも、インターネットが使えれば十分。

パソコンが用意出来たら、クラウドワークスやランサーズといったクラウドソーシングを使って仕事を探します。

未経験で始めるのだから、Webライターも簡単ではありません。始めは文章を書くのに時間もかかります。だけど、仕事をやり切って納期までに納品をすれば、クライアントから信頼を得られます。そうすれば、仕事の依頼が次から次へと入ってきます。

仕事をやり切るだとか、納期までに納品するだとか、ここまで頑張ってきたあなたであれば、当然のことかと思います。当然のことをするだけで信頼を得られるのだから、難しいことではありません。

Webライターをして収入を確保しながら、これから先の人生についてのプランを考えればいいのです。Webライターからディレクターやコピーライターを目指すこともできるし、ブログやアフィリエイトで収入を得ることもできるし、全く違う何かを始めることもできます。

Webライターとして未経験から月5万円稼ぐまでにやったこと
Webライターを始めるまでは、 「自分には文章の才能がないからWebライターなんてできない」 「これといった専門知識や経験がないから、自分に書ける記事はない」 そんなことを思っていました。 クライアントに初めて提案をした...

プログラミング

副業でおすすめされるのがWebライターと並んでプログラミングです。

しかし、もともと経験があったり、プログラミングが大好きであったりしない限り、40代にはおすすめしません。40代のエンジニアは、20代のエンジニアには勝てません。プログラミングに没頭する集中力が違います。20代に比べれば、40代の目は弱っているし、肩こりや腰の痛みにも悩まされます。

それでもプログラミングをやりたいと思うのであれば、スクールに通って短期集中で効率的にスキルを身につけて、スクールや一緒に学んだ仲間を通じて、仕事を得ることだと思います。

プログラミングで稼ぐためには、Webライターに比べると時間とお金の初期投資が必要です

40代が挫折をするプログラミングと40代が強みになるwebライター
私は独学でプログラミングを学び挫折してしまったけれど、同じような志を持つ40代には私と同じ失敗をして欲しくないと思い、ブログにまとめました。また、webライターであれば、40代であることが逆に強みになります。

派遣社員で働く

派遣社員というと女性の働き方、若い人の働き方、といったイメージがあるかもしれませんが、実際に働いてみると40代、50代の方が多く、女性だけではなく男性も多くいます。

派遣社員は時給制です。だから、サービス残業などブラックな働き方とは無縁です。責任のない立場なので、職場を離れた後に仕事の電話がかかってくるようなこともありません。今まで正社員で働いてきた人にとっては、気楽さを感じるはずです。

私が始めにお世話になった派遣会社は、W社。派遣社員として働く場合には、基本的に、派遣会社との面接だけで、派遣先との面接はありません。だから、採用されるまでに何度も面接を受け、時間がかかるようなこともありません。派遣会社へ登録に行けば、早い場合には数日で新しい仕事をスタートできます。

前述のW社で、私が紹介してもらった仕事は時給1,800円でした。

1,800円×8時間×22日=31万6800円(交通費別途)

つまり、派遣会社に登録すれば、月30万円くらいの収入の仕事であれば、すぐに探すことができます。ボーナスはありませんが、月30万円あれば、年収360万円。贅沢はできなくても、生きていくには十分ですね。月収20数万円の正社員よりもよっぽど安定しているかもしれません。

まとめ

40代で人生終わったと思っても、まだなんとかなることを3年前の自分に伝えたいと思い、このブログを書きました。

まずは借金を減らすこと、会社に勤めることに抵抗を感じるのであれば、自宅で稼ぐ方法もあること、正社員ではなく派遣社員でも生きていくには十分であること。

こうやってとりあえずは食いつないで、心の余裕を取り戻してから、これから先の人生について、どうやって生きていくのがいいのかプランを考え直せばいいのかなと思います。

タイトルとURLをコピーしました